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2019年7月 5日 (金)

愛車遍歴(4) ボルボ240GLワゴン

前回のホンダ・アクティ・ストリートに続いて。
あのあと引っ越しまして、少しの間2台持ちを続けていましたが、置き場所もバカにならず。
アクティは売却して、カリーナ1台体制に。

カリーナの軽快な走り、吹け上がりがよくて高回転まで伸び、ノーマルでも心地良いエキゾーストノートを聞かせてくれる4A-GEUエンジンも気に入っていました。
約8年経ったものの、まだ元気。

ではありましたが、気になるニュースが続いた90年代前半
それは「衝突安全性」。
NHKが取り上げたのは、国内の事故でドイツ車は助かる率が高いのに、日本車は…。
当時の国産車にはドアビームもなく、車室内の乗員がつぶされてしまう。
しかしその国産車も、欧米への輸出仕様車にはドアビームが装備されている。

出演していたT社の技術者は「事故の状況が違う」などと言い訳していたけれど、TVKの「新車情報」でも当時のMC光本和彦さんはしつこく「安全と言うなら、衝突実験の映像を公開しろ」と言い続けたり。
今ではドアビームやエアバッグは付いてて当たり前。
衝突実験の映像もネットで見られ、忌憚ない☆表示も公開されていますが。

クルマの安全性というよりも、そんなメーカーの姿勢に疑問を持ち始めた頃、ダメ押しするような同じ日の新聞に載った全面広告を目にしました。

クルマのインパネが大写しになっている、トヨタの広告には、
「もう5年か。そろそろ買い替えようか。」

ボルボの広告は、クルマの横に立つ幼い女の子。
「この子がお嫁に行くときも、このクルマで送っていく。」

取っとけば良かったなぁ、あの日の新聞。(・_・;)

その日から始まった、ディーラーさん通い。
先ずはボルボ、当時は740ワゴン狙いでした。
本当は960がいいなと思ったけど、あまりにも高い!(^_^;)

次にビュイック・リーガル・エステート。
アメ車乗りになるのが夢でもあったし。

でもどちらも高いので、この流れには沿わないけどマツダ・カペラ・ワゴン。

他にもいくつか検討したけれど、最終的にこの3車で比較。
さほど大きいわけでも豪華でもないのに、値段は一番高いボルボ。但し安全性は折り紙付き。
アメ車らしいデザインで、まぁまぁ大きいビュイック。ただちょっと古臭い。
カペラはCPは一番良い。気の利いた装備も付いてる。

半年ぐらい通い続け、最終的に購入したのがコレ!

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(旅行先の山形にて)

ボルボ240GLワゴン、1992年型。
初代240が発売されたのは1974年、実験安全車VSECをそのまま市販化したような、「走るレンガ」と呼ばれたザ・ボルボ。
この時点で18年間も続いてる。
クラシカルなデザインながら、エンジンはもちろん電子制御。
ABSも装備されていました。
この長さで小回りが利くし、何よりも「240の国内死亡事故はゼロ」というのが素晴らしい!

荷室にタイヤハウスの出っ張りがなく、フルに使える。
疲れない、適度に固いシートも有名。
値段がネックでしたが、足しげく通ったおかげで、ディーラーさんが所有していた展示車を安く購入できました。

屋根にはスーリーのラック。
これはカリーナから継続使用。
クラリオンのCD-ROMナビを付けていました。
関西弁や東北弁にできるなど、遊び心にあふれるナビでした。
長い後部のアンテナはアナログテレビ
リアウインドウに貼ってあるのは携帯電話用のアンテナ。効果は不明。w

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四角さがいいですねぇ!(^ω^)
当時はSNSの先祖、パソコン通信の時代。
ニフティサーブ(現@nifty)の「FICARフォーラム」に参加してました。(^ω^)

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リアシートを倒すと、サブロク(910×1820mm)のベニヤ板もペタッと置ける荷室。
直列4気筒のエンジン音は、欧州車的なツァッツァッツァッ…とお洒落。
ただ2300ccあるけどちょっと非力で、中央自動車道の山間部みたいなところで加速しようと思うと…。
「登坂車線に行く?」みたいな。(^_^;)
街中ではトルク特性の良さで、力不足を感じることはありませんでしたが。

カーショップに行っても、専用のドレスアップ用品などはあるわけもなく。
ヘッドライト球をシビエのハロゲンに変えたり、スタッドレスを買ったついでに、夏用タイヤにはアルミホイールにしたり。

このアルミホイールが、また苦戦。
ボルト穴のピッチがちょっと異色なサイズらしく、合う製品がなかなかない。
タイヤ専門店で手配ができたものの、既に廃番だったらしく店側キャンセル。
専門店の意地で数種類探してくれて、(おそらく最初のより結構高いみたいだけど)どれでも同じ値段でいいですよと。

で、選んだのが下の写真。
なんか、店員さんの反応から、一番高かったみたい。(^o^;)
ただし、これがドイツからの取り寄せと言うことで、船便で3ヶ月待ち。(゚_゚i)

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でも待った甲斐があった。
なかなかいいデザイン。(^ω^)

特種といえば、ナビも。
このクルマは車速信号がアナログで出てるけど、多くのナビはデジタル信号のみ。
「ナビを付けるときは気を付けてくださいね!」と。
そういうときは、多少高くても、事情に詳しいディーラーさんに付けてもらうのが一番。

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このインパネやメーター周りのひさし、トレーの部分。
たいていはプラスチックですが、ウレタンのようなクッション性のある材質
ぶつけてもケガしないように工夫されていました。
操作系のつまみは無骨ですが、これは寒冷地にスウェーデンで、厚手の手袋をしたままでも動かせるようにという理由だそうです。
徳〇寺さんの著書では「気の利かないデザイン」と酷評でしたが、「見栄えより実を取る」姿勢も気に入ってました。

このクルマで最大のトラブルは、パーコレーション
インジェクションの制御がイマイチ日本の蒸し暑い気候に合ってないらしく、吸入口で燃料が一部噴き返してしまい、カーボンが溜まってしまう。
これが一定量たまると燃料供給がうまくいかず、エンストするという。

ある程度アクセルを踏んでる間(走行中)は止まることは無いのですが、アイドリング中、もしくはアイドリングからアクセルを踏み込んだ瞬間にストンと止まる。
例えば右折待ちで停止して、さぁ曲がるぞ!
そこでエンスト!ヽ(;´ω`)ノ

これは怖いです!(´_`。)
何度か経験して、本気で買替を考えました。
何度かディーラーさんに通ううち、半年点検の際に洗浄してもらえば予防できることがわかり、続けて乗ることができましたが。

ところで240シリーズは、93年に生産を終了しています。
それから数年後のことです。
ディーラーさんから、「パーコレーションのことでお伝えしたいことがあるので、来店を」と連絡が。
「コンピューターを載せ替えます」とのこと。
どうも日本で多くのユーザーが悩まされているということで、本国で原因を確かめ、対策したと。
「でも、お高いんでしょう?」
「無料です!」ヽ((◎д◎ ))ゝ

聞けば部品代だけで30万円以上はすると。
それがタダ!
生産をとっくに終えたクルマの、たいして売れてない日本のユーザーのために、リコールでもないのに、考え続けてきちんと対応してくれる。
あの広告(この子がお嫁に行くときも…)はウソじゃなかったんだ!
すぐに「部品がない」とか「御買い替えを」と来る国産メーカーに、爪の垢でも煎じて…www

こういう経験が、国産車に戻れなくなった理由でもあり、定期点検は正規ディーラーさんでという考えになったきっかけでもあります。
毎日の通勤や買い物などにも日常的に使い、8年ほど。

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8万キロなんて、ボルボ的には“慣らし”が終ったぐらい。w
まだまだ乗り続けていきたいと思っていたけれど。
40才を前に、そろそろアメ車にも乗ってみたいな、なんて浮気心が出始めてきたりして。

はたして。(^_^;)

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