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2015年3月22日 (日)

歴史のお勉強・日比谷~白山

今日は文化的活動、歴史のお勉強。
まずは日比谷へ。

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千代田区立日比谷図書文化館へ。
今日で終わる「千代田区の坂と橋-江戸・東京の地形-」を見に。

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江戸時代を中心に明治時代に至る、江戸名所としての橋梁や坂について。
浮世絵や図面、実物や資料で解説を見ながら、都心の変遷に思いを偲ばせ、しばしの時間旅行。
→ 日比谷図書文化館

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現在の様子を伝える映像展示もあって、見応えがありました。(会場内は撮影禁止です)。
廊下の展示は、現在の“坂と橋”の紹介。
訪ねてみたいです。

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館内のカフェで小休止。
チョコレートムースと紅茶のセット。
“とちおとめソース”が香りもフレッシュで美味しかったです。

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コブシの花が見事。
なんとハレーションが虹のように。

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春のあたたかい陽射しを受けながら、白山へ移動。

白山駅から徒歩約5分。
東洋大学へ。

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正面から緩やかな丘を上がると、創立者である井上円了先生を記念した「井上記念館」。
→ 東洋大学・井上円了記念博物館

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東京都と(公)文字・活字文化推進機構主催の読書シンポジウム『戦国武将と読書』に。
→ 読売教育ネットワーク

開場30分ほど前でしたが、既に50人ほどの方が入場待ち。
列につきました。
最前にはお馴染みのしょこ友さんの姿が。

15時開演。

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第一部は静岡大学名誉教授の小和田哲男先生による基調講演。

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北条早雲、毛利元就、黒田如水、徳川家康、伊達正宗が、どのような本を読んできたか。
それぞれの武将の性格を分かりやすく表しながら、若い時は理解できずとも暗記させられたであろう書物が、その後に与えた効果などを解説。
30分ほどの時間なので、ダイジェスト的ではありましたが、とても参考になりました。

10分の休憩をはさんで、第二部はパネルディスカッション。
パネラーは東大史料編纂所教授の本郷和人先生。そして中川翔子さん。
コーディネーターは読売新聞特別編集委員の橋本五郎さん。

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錚々たる先生方の中、しょこたんは如何に?
いやいや心配ご無用。
先生方と四つに組み、なかなかの薀蓄の深さ。単なるヲタクではない。

紙媒体とデジタル媒体の一長一短を的確に対比したり、書物(紙媒体)の効用を説くしょこたん。
「本を読むことによって“脳に言葉が貯金”されていく。それがライブのMCの時に甦り、助けられている。」

「合わないなと思う本は、寿命の節約(←一般的表現では“時間の無駄を省く”)のために敢えて閉じる。」

「読書を強制しても反発してしまうし、(有限の時間の中、活字離れの)子供たちにどうしたら焦ってもらえるか。(←一般的表現では“無為に過ごしてしまう時間を読書に振り向けてくれるか”)」
※( )内の解釈は、私の個人的解釈です

本郷先生から、「西遊記」のお薦め。
アニメなどで知っている人は多いと思うが、是非読んでみて欲しい。西遊記はドラゴンボールにつながり、さらに南総里見八犬伝につながる。
と。
孫悟空は、実は自分で敵を倒してはおらず、神や仏の助けを得ている。
しかも相手を殺さず、懲らしめに留めている。
さぞかし、終演後の控室では盛り上がったのでは。

ネットで反応(クチコミ)見てしまうと落ち込むことも多いが、つい見てしまう。
(図書館で借りずに)買って読めと思ったけど、「読んでないけど…」というコメントを見てから、せめて読んでくれればいいと思うようになった。

橋本五郎さんの抗議もむなしく廃校になってしまった旧・鯉川小学校の設けられた、「橋本五郎文庫」のお話しもありました。
→ 「橋本五郎文庫」公式サイト

登壇者のお三方で一致したのは、「身銭を切って買って読め」でした。
たしかに!

とてもフランクに、そして活発なディスカッション。
時に爆笑も起こったり、とても楽しく、そして勉強になりました。

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読書量は非常に少ない私ですが、これまで読んだ本は「映像」で記憶されています。
活字を追いながら、脳内に浮かぶ光景が、まるで映画の如く。
学生の頃に読んだ、芥川龍之介とか夏目漱石とか。

そういえば高校生の時、「よごれっちまった悲しみに…」という詩をドラマで知り、作者も詩の題名も知らないので、本屋で詩集を片っ端から立ち読み。
数日かけて中原中也の詩集に見つけた時は、心の中でガッツポーズ!
そのドラマとは、NHKの「巣立つ日まで」でした。

ある作品は活字から映像化されたもので親しみ、またある作品は映像から活字を知ったり。
今の活字とデジタルも、そんな両立する関係ではないかなと思えます。

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日が暮れ始めたキャンパス。

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心と頭の栄養をいただいた、“文化的な休日”を過ごしました。

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