避難場所となる学校にエアコン設置、是非!
私が小学校に入った頃、まだ鉄筋校舎は無く、木造の平屋。
戦前からある校舎は、階段を3段ぐらい上る高床。
点検口から入ると、低学年なら立ったまま歩けるほど広い。
天井も高く、天井裏のたっぷりある瓦屋根。
廊下側もガラス窓で、腰板も互い違いになってて、ずらすとスリットが開いて風通しバツグン!
校舎のグランド側にはポプラ並木。
夏場は日陰になって涼しい。
そもそも今とは気温が違う。
国道254さえ砂利道。
舗装道路なんて、駅前の公団団地ぐらいでしたから、輻射熱だのヒートアイランドなどとは無縁でした。
昭和40年頃の話しです。
その頃を引き合いに出して、「昔の子供は…」と言われたって、それなら「昔の環境に戻してみろ!」と言いたい。
災害時には避難場所にもなる小中学校。
エアコンなしで、本当に過ごせますか?
都会では“涼しい自然の風”も吹かなければ、“夜になれば涼しく”なんてなりませんよ。
そんな所に、高齢者も、病気の方も、赤ちゃんも、障がいのある方も、もちろん元気な方も。
災害でケガをしたり、体調を崩す人もたくさんいるでしょう。
そんな大勢の人々が、風呂もトイレもままならず、ストレス満載でギューギュー詰の生活をするんです。
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