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「個人消費の低迷」というけれど

消費拡大を狙った小売業者や飲食店が取り組んできたこと。

『女性をターゲットにすること』
そして子育て支援ブームもあって、
『小さい子供のいるファミリー優遇』

ずいぶん前から始まった、特に若い女性の消費を狙う“レディースセット”や“女性価格”の設定。
“かわいいグッズ”や“かわいいスイーツ”のオンパレ-ド。
女性だけへの一品サービスなんてのもある。

子供連れでも気軽に入れる“キッズスペース”の用意や“キッズメニュー”を整えた飲食店なども増えてきました。

といっても、せいぜい数千円の消費。

ある程度値段の張る「家電」だとかも、主婦目線。
夫婦連れの“奥様”を攻め落とすのが常道。
旦那さんはたいてい脇で眺めて相槌打つ程度だし。
主導権は妻にある。

といっても、せいぜい数万円の消費。

「自動車を買う」と言えば、これは主に男性の独壇場だった。
しかしこれも“かわいい軽自動車”から始まって、取り回しが良くて子供を乗せやすい“コンパクトファミリーカー”が主流になって久しい。

マンションやリフォーム工事も同様に、まず女性に声を掛けるのが当たり前のセールス手法は定着したようです。

かくして、独身男性が買い物に行っても、相手にされる機会は激減しました。

ショールームに行って興味津々に眺めていても、まず声を掛けられることはありません。
後からフラッと来た夫婦連れの“奥様”にサッと近づき、ときどき旦那にも笑顔を向けながら、熱心な説明やら、気分をほぐすような雑談が続いています。

気楽でいい反面、人件費節約で広大なフロアに店員の姿がほとんど見えない昨今、買おうと思っているのに商談したくても店員さんをつかまえられない。
声を掛けても「少々お待ち下さい」と放置されること多々。

今更言うまでもなく、独身者は多い。
厚生労働白書によれば、現在50才まで一度も結婚してない人は男性が20.1%、女性が10.6%。
50才以上といえば、昨今問題となっているワーキングプアとか不安定雇用の前の世代。

我が子がいれば大学通学だとか、子の結婚資金だとか、孫資金だとかで「大きなお財布」として若い世代の消費の“資金源”とされる世代。
そんな資金を、この世代の3割が、すべて自分の采配で、自分の趣味に使えるということ。

レディースセットは頼めなかったり、量もレディースセット並みに少ないけど、高級食材を美酒で味わいたい世代。
“食べ放題”だの“時間制ビュッフェスタイル”だのはスルー。
倍の値段出しても、美味しいものを適量、落ち着いて食べたい。

なにかと機能美とか“うんちく”を語りたかったり、デザインの優れた輸入家電だとか、面白い機能(←多機能ではない!)を持った高級家電に目が向く世代。
高くてもいいから、品があって“持っていることが嬉しい”商品を手にしたい。

フェラーリだのランボルギーニだのは買えないけど、レクサスやアウディやBMWとか、そこそこ上級車種には手が届く世代。
安さや利便性より、“品の良い質感”が欲しい。

そういう“趣味人”のオジサン、オバサンを、忘れてはいませんか?

消費二極化の“上の山”にはいないけど、その谷の上側にいる世代。
あんまり雑に扱うなよな。bleah

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