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夏の光景

夏休み。

幼い頃、夏休みに訪ねた福島の祖母の家。
1日に数本のローカル線にゆられ、さらにバスで1時間ほどもかかる山奥の農家。
築120年を超える茅葺の大きな家は、昼でも薄暗いけど小さな扇風機だけで十分涼しく、長年ススで燻された独特の薫りが「田舎に来た!」と実感させてくれたものです。

土間にはいつも同じ場所に、私が使ってた木のサンダルが置いてあり、そして奥の座敷の同じところには、虫かごと虫取り網が置いてありました。

毎年、同じ場所に、同じように置いてあったので、ずっと置きっぱなしなんだなと思っていました。

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後にいとこから、「婆(ばあ)が、○○が明日来るからと、蔵から出してきて並べてたんだ」と聞きました。

また、毎年作ってくれたお団子。
石臼を出してきて、目の前で米を挽き、蒸かしてくれたお団子。
今思うと、ものすごく贅沢なお団子ですよね。

これもまだ3~4歳の時の私が、「お団子おいしいね!」と言ったのを覚えていたからだと。

よそのお婆ちゃんのように、にこにこ笑いながら「あぁ、よく来たなぁ!」とか世辞は言わない祖母でしたが、心の中では(来たことを)喜んでくれていたんだなぁと。 confident

この“喜・楽”の感情表現が苦手な性格は、祖母から母を経て、私も引き継いでいます。coldsweats01

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