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漫然と生活していてはいけないんだな…

中央自動車道「笹子トンネル」の事故。
残念ながら、犠牲者も出てしまったようです。

まさか我が日本国の主要高速道で、このような事故が起こるなんて、誰が予想したでしょうか。

田舎のほとんど人が通らないような、放置に近いようなトンネルならまだしも、きちんと点検整備が行われている幹線道路です。

思えば、福島の原子力発電所をはじめ、「想定外」の事故が後を絶ちません。

あのような凄まじい津波が町を飲み込むなんて、誰が想像できたでしょう。

“レバ刺し”で何人もの方が亡くなるなんて、誰が考えたでしょう。

遊園地の遊具に乗っていて、振り落とされて死ぬなんて誰が考えたでしょう。

スマホに視線を落とし、耳をヘッドフォンでふさいでいても、クルマに轢かれることもなく、スリに会うこともなく、暴漢に襲われることもなく、今日も生きながらえることができたのは、単なる幸運だとは言えないでしょうか。

揺れる電車内で化粧をしても、急ブレーキにも遭わず、よろけた人にぶつかられることもなく、今日もアイラインのペン先が眼球に刺さらずに済んだのは、単なる幸運だとは言えないのでしょうか。

手元に、私も微力ながら協力させていただいている「あしなが育英会」の冊子があります。
そこに掲載されている、中学1年生の作文を紹介させていただきたいと思います。

『ぼくのおっ母は、津波のときに家の中で、
 死んでしまいました。

 ぼくの家族4名死んでしまいました。
 でも、ずっとゆくえふめいにならなくてよかったです。

 ぼくたち家族4名は
 家のちかくで死んでいたのが口惜しかったです。
 でも、けっこう早くみつかってよかったです。

 ぼくたちは学校にいたので助かったです。
 でも、友達の机にテレビが落ちたのはびっくりしました。

 でもそこにテレビが落ちた机には誰もいませんでした。
 その机に落ちてきた友達は、家にいたので助かっていました。』

今日、生きているのは、偶然の産物。
いくつもの幸運が積み重なって、今日も生きることができた。

だから、今日も生きながらえることができたのは、何よりも幸運なことなんだ。

そして、偶然に頼らずに明日も生きていられるためには、漫然と生活していてはいけないんだ。

あらためて、そう思います。

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