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ライフスタイルを見直す機会

東日本大震災の影響で、東京周辺でも混乱が続いています。

計画停電に伴う、鉄道の乱れ、さらに勤務方法の対応。
商業施設の営業時間短縮や臨時休業。etc.

特に東京では、深夜営業や24時間営業に、年中無休が当たり前のようになっていました。

資源もないのに、煌々とイルミネーションが輝き、夜空を見上げてもせいぜい見える星は数個。
この状況こそ、おかしかったのではないでしょうか。

子供の頃、こんなにいつまでもお店は開いていませんでした。

今でも地方に行くとそうですが、商店は夕方6時ぐらいから閉まり始め、8時になると居酒屋などを除いて静まりかえっていました。

月曜は床屋さんが休み、水曜日は電気屋さんが休みと、業種によって定休日が決まっていたり、日曜日はお休みだったり。

今は郊外のスーパーでも夜10時、11時まで開いています。
24時間オープンの店も。
しかし、夜は客も閑散としていて、生鮮品は片づけられていて扱い商品も少ないし、電気や人件費の無駄ではないかとも指摘されていました。

生活様式の変化に対応が必要とはいえ、夜中に乳幼児を連れて居酒屋で宴を開く親たち。
深夜に幼児の手を引いて買い物したり、ファストフードを食べる家族連れ。
気持ちはわからなくはないけど、それを容認する社会は本当に健全なのでしょうか。
子供の健康は二の次三の次。

労働者は早朝勤務、深夜勤務を強いられる。
遅くまで働く人が増えるから、遅くまでの営業が求められる。
これも負のスパイラルと言えるのでは。

交通網の乱れで、大企業では在宅勤務に切り替えたり、早めに帰宅させるなどの対応をしています。
そもそも、こんなに大勢の人たちが、一斉に「通勤」という名の民族大移動を毎日繰り返す必要があるのでしょうか。

都心では2~3分おきに、10両編成以上の長い電車が発着します。
そこから、よくこんなに人が入ってるなと思われるほど沢山の人たちが乗降しています。
高層ビル1棟の中に、地方の山村より多くの人が働いています。

本当にすべての職種の人たちが、毎日出勤退勤を繰り返す必要があるのでしょうか。

会社という建物に集まっての長時間労働。
残業残業の毎日。
でも、普段多くのサラリーマンは思っているのでは。
本当に仕事が山積みで残業続きの人もいるけれど、アイツは・・・という。

とても忙しそうだけど、ミスや無駄な繰り返しが多いだけの人。段取りが下手だったり、注意力が足りなかったり。

昼間は暇そうで、陽が落ちてくると元気になってくる人。どれだけ夜型なんだか。

しょっちゅうタバコを吸いに行ったりコーヒー飲んだり。休憩時間の割合が異様に高い人。

仕事してるのかなと思うと、後ろを通りかかったときに、明らかにパソコンの画面を切り替えている人。

もっと効率よく仕事をすれば、これほど残業漬けになる必要はないのでは。
週の何日かは在宅勤務で十分な人も少なくないのでは。

また、消費者だって働く側でもあるのだから、過剰なサービスを要求することをやめる。

夜間、煌々とつく電灯や空調に費やされるエネルギー。
頻繁に発着する鉄道を動かすために費やされるエネルギー。

大きな災害や石油危機があるときだけ、一瞬見直される。
でも、もういい加減に、恒久的な見直しが必要ではないでしょうか。

閑話休題

今回の計画停電で明らかになったこと。

なぜ、こんなに鉄道が止まるのか。
踏切などの保安施設が、いくつもの地域にまたがるため、広範囲に止めなければならなかった。

交通信号や病院などは、別系統にして電源を確保すべきではなかったか。

急速に発展してきた日本。
その余裕はなかったでしょう。

でも、これから電力系統を見直し、配線し直していけば、改善は可能。
しかし、そのためには莫大な費用がかかる。
電気代を大幅に値上げするか、なんらかの税により負担するか。
いずれにしても、国民ひとりひとりの負担が必要です。
それを「是」と言わなければ実現しません。

私たちの市民意識としても、何が大切か、その負担をする覚悟、これが求められていると思います。
直近の、目の前のことも必要ですが、それだけに捉われず、数十年に一度でも本当に大事なことにはきちんと目を向ける『見識』を持つこと。

こんなに教育の普及した日本で、なぜ良識や見識が育たないのか。
PISA型学力なんて、その後でいいと思います。

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