中学生の頃、男子憧れのアイテム
の一つ“ラジカセ”こと、「ラジオ付カセットテープレコーダー」です。

中学入学の頃に買ってもらったので、昭和46年だったと思います。
買ってもらうための説得材料は「英語の勉強のため」!
中学校で新たに始まる英語をしっかり身につけるために、教科書準拠のヒアリングカセットを聞いて勉強するんだという理由付けです。
当然、カセット教材もセット。
もっとも最後のテープまで聞いたかどうか定かでないのはお約束です。

ACコードは4ピンで、最近このタイプは見かけませんね。

右側面にある“ON AIR スイッチ”は、当時のラジオやラジカセに流行った装備で、FM電波で音声を飛ばせる機能を持っています。所謂“FM飛ばし”です。
微弱電波なので公称30m程度の飛距離でしたが、スカイセンサーなどにはトランシーバー機能として搭載している機種もありました。

こちらは左側面にある入出力端子で、いずれもミニジャックです。
・MIC
名前の通り、マイクをつないで録音します。
・REMOTE
ここにタイマーやフットスイッチをつないで、テープを停めることができます。
しかし単にモーターを止めるだけなので、留守録のように使うとピンチローラーが変形するおそれがあり、また動作も緩慢なので、あまり実用的ではありませんでした。
・LINE IN
他の音響機器などとつないで録音します。
・MONITOR
要するにイヤホン端子です。

左の円形の部分がマイク。エレクトレット・コンデンサー・マイクロフォン というのは、それまで電源装置が必要だったコンデンサマイクロフォンを改良し、電池程度の電源でも使えるようにした、当時のハイテクだったのですね。
無指向性なので、周りの音声を満遍なく拾ってしまいます。
BROADCAST IN MATIC というのは、先述のFM飛ばし機能を指しています。

この頃はまだ PAUSE ボタンは普及していませんでした。
そのため録音時に START/STOP の操作をしたところに「ブツッ」とノイズが入ってしまいます。
ボタンの陰になっていますが、
「AUTO SHUT OFF」というのは、テープが最後まで終わると再生ボタンが戻り、電源が切れる機能です。
「VARIABLE MONITOR」というのは、録音中にラジオのボリュームを変えても、録音音量は変わらないという機能。すなわち録音ボリュームは自動調整で、自分では変えられないのでした。

チューナーの部分は今から見るとちょっとレトロですね。
特にチューニングレベル/録音音量(VU)/電池電圧の3役兼用のメーター、当時は“インジケーター”と呼んでいましたが、懐かしい感じです。

音質調整、ボリューム、FM/AM切り替えなどが並びます。
ラジオのスイッチはカチッと入らず、“グニャリ”という感触で、この機種の仕様のようでした。
友人はこれを称して“グンニョ スイッチ”と言っていました。
ちなみにこのCF-1500。
2008年10月現在、ラジオはスイッチを手で押さえていないと戻ってしまいますが、AM,FMともにちゃんと音が出ます。
カセットは一瞬動いたのですが、最後の力を振り絞ってしまったようで、残念ながら再び動いてはくれませんでした。
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