バリウム ~俺はそんなに飲んでない~ (食事中の方はご遠慮を)
昨日、勤務先で健康診断がありました。
30代半ばまでは、な~んの心配もなく受けていた健診ですが、その後測定結果にドキドキする場面が出始め、やがては検査後に来る『赤紙』が定番に・・・
今年もやってきました健康診断ってな具合です。
前日の夜から禁飲食の空きっ腹を、最初に満たしてくれるのが皆様ご存知の『バリウム』であります。
昔に比べたら随分と飲みやすく、量も少なくなりましたね。
初めてバリウムを飲んだのは30才になったばかりの頃。どうにも胃が痛んで食欲もなく、胃腸病院で受診したときです。
350ml缶にずしりと満たされたバリウムは、若干ヨーグルトのような味になっていましたが、今のよりも中途半端な味付け。それを一気に飲めという厳しいお達し。
“胃が痛くて、食事もろくに喉を通らない”人間に、ただでさえ飲みにくいものを350mlも一気飲みしろとは、なんで医療関係者はそういう無理を強いるのでしょう。
口開けさせて、鏡やら器具やら指を入れたまま症状を聞く歯医者然り。「しゃべれんわい」
しかも「痛かったら手を挙げてください」と言っておきながら、耐えかねて手を挙げると面倒くさそうに「我慢してくださ~い」
話がそれましたが、それから比べたら、「特濃飲むヨーグルト」風のバリウムを、健康かつ空きっ腹の状態で飲むのは造作もないことではあります。
例によって「半自動絶叫マシーン」よろしく回転する台の上で、ゴロゴロとあっち向け、こっち向け、ケツ上げろとの指示で奇妙なクネクネ体操。一番の心配は、逆さになったときに“転げ落ちたらどうしよう”ということ。
な~んか落ちそうになるんですよね。
しかしあっという間に検査は終了。下剤と注意書きをもらって職場に戻ります。
例年は下剤を飲んでもそれほど効くわけではなく、といって全く効かないわけでもなく、穏やかにしめやかに(?)バリウムは体内から去っていきました。
しかぁし、今年はちょっと趣が違う。一刻も早く我が体内から去りたいらしく、早々としかも怒涛のごとく去っていくのでした。さらに一夜明けた今朝も、まだいるぞとばかり、たくさんのバリウムさんが去っていきました。
オイオイ、おいらが飲んだバリウムは紙コップ半分ほどだぞ! いつものビールじゃあるまいし、俺はそんなに大量のバリウムは飲んでいない!
一体全体この大量のバリウムは・・・。我が体内で増殖したのでしょうか。う~む
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